daigocoliの個人的な話

個人的な話なので異論は認めません。

ローグ アサシン

2007 アクションサスペンス

 

ジェット・リー(ローグ)

ジェイソン・ステイサム(ジョン)

 

結論:

微妙。ジェイソン・ステイサムがカタコトのニホンゴをハナスところが見どころ。

 

概要:

FBI捜査官のジョンとトムは捜査中に殺し屋のローグと遭遇し、トムはローグを撃ちジョンを救った。ローグは海に落ちたが死体は見つからなかった。

ジョンとトムは家族でパーティー?をする予定であったが、ジョンが到着する前にトムは家族を含めて殺害され家は燃やされた。ジョンはトムの家を調べるとローグが来ていた証拠があり、復讐をしようと決める。

 

チャイニーズマフィアとヤクザの抗争があり、その裏にローグが暗躍していて、ジョンはローグを追っていた。ローグは伝説の殺し屋で、顔を半年ごとに整形していて追跡が難しい。

ローグは元々はヤクザに雇われていて、新たにマフィアにも雇われていた。どちらにも良い顔をしつつ殺し合いをするように動いていた。ローグはマフィアの母と娘は助けたが、それをジョンに撮られてしまった。ジョンはヤクザにその情報を提供することでローグを始末させることにした。

ヤクザのボスはローグを始末しようとするが、ローグが返り討ちにする。ローグはヤクザのボスに打ち明ける…自分はローグではなく殺されたはずのトムであると。そして誰がトムの一家を狙ったのか聞き出したところ、元相棒のジョンが情報を売ったと答える。

ローグはジョンと会い、真実を伝える。そして真実を聞いた。すると、ジョンは元々ヤクザと関わりがあって情報を売ったことを吐いた。ローグはジョンを殺して新たな生活へ…みたいな感じで終わる。

 

感想:

ローグはめちゃくちゃ強い。ローグが実はトム。いきなり強くなるもんなの?って。元々トムが相当の実力者であるとわかるシーンがあれば良かったな。歩き方、走り方、撃ち方、諸々は変わらないはずだし、やはり整形だけでは隠せないのが普通。設定は面白いけど無理矢理かなと感じた。

 

最後のジョン。俺はやってないって言えばいいだけなのにバカなの?ってなる。

 

あとサスペンスってほど緊張感はない。真相はなんだ、ってなるだけ。

Diner ダイナー

2019 サスペンス

 

主演は藤原竜也、監督は蜷川実花

 

概要:

カナコは高額のバイトに手を出し、藤原竜也がシェフをしているダイナー(食堂)に身を売られる。そこは極上料理を目当てに殺し屋が集まる食堂であった。カナコは狂気に満ちた空間で殺し合いに巻き込まれる…。

 

感想:

色や光の使い方が綺麗な作品。原作は小説。

脚本は原作とは違うらしく微妙な感じ。何と言えばいいか…真面目に見るとアホらしくなるというか、ネタ?ギャグ?のような作品だと思って見れば面白いかも。

あとカナコの純粋さは客観的に見るとイライラするかな笑

クリーピー 偽りの隣人

2016 サスペンス

主演は西島秀俊

 

サスペンスというよりも怪物がいるホラーであるように思う。怪物といってもSFではなく実在する"西野"という主人公の引っ越し先の隣人である。ホラー作品だと思って視聴してほしい。

 

隣人の怖さ、ホラー作品見たさがある方にはおすすめできる。個人的にはまた見たいとは思わない作品であった。

 

サスペンスとホラーの違いは何かという話になる。ホラーはSF寄り、非現実的、超自然的のような感じの恐怖で、サスペンスはその逆という捉え方が一般的のように思う。なぜ、実在する西野という人間がいるにも関わらず、ホラーという表現をするのか。それは、西野は普通の人間ではない怪物であり、何を考えているのか、何をしているのか、どうやって洗脳しているのか、さっぱりわならないからである。

 

よく疑問点があがる箇所がある。それは主人公の妻が西野に依存、洗脳されていく過程だ。

妻は「西野が不気味?」という話をして、主人公は「関わらないように」と伝えます。翌日の朝、妻は昨日の残り物のシチューを渡しに西野の家を訪れます。で、玄関で何かを感じ取ってすぐ帰ります。(死体の異臭?)

関わらないようにと言われてすぐにも関わらず、西野に自ら関わりに行きます。意味がわからないですよね?西野は初見と2度目の態度が全く異なり、引き込まれる要素があったのかもしれませんが、流石に意味がわからない。西野に依存していくのはこの後にある飼い犬の脱走(西野が逃した?)の件であると思われるので、なおさら意味がわからないのである。

22年目の告白

2017  サスペンス・アクション

 

藤原竜也伊藤英明が主演を務める。

元は韓国の映画であり、そのリメイク作品である。

 

結論から言えば、面白くなかった。

矛盾点や違和感があることや、サスペンスにも関わらず犯人が"起"の段階で読めてしまったからだ。

 

 

感想の記事にネタバレされると面白くなくなると記載されていたので、予めご了承ください。

 

①「私が犯人です。」と藤原竜也(以降F)が時効を機に登場するシーン

→もしFが犯人であればサスペンスではないので、Fは犯人ではないとわかる

 

②犯行を自供したFに、若い女性ファンがたくさん現れるシーン

→普通に考えて猟奇的な犯人に大勢のファンができることはあり得ない

 

③犯人は犯行を録画していて、犯行の様子を被害者の家族に直接見させていた

→つまり犯人の姿は目で直接見えていて、実況見分を行えばおよその身長がわかる。さらに人間は不思議な生き物で変装する際に靴は変えないことが多いので、見えているなら何か掴めたはずである。

→犯人は185 cmの長身であり、日本人の身長180 cm以上は 7 %である。また185 cm以上に至っては 1 %であり、特定が容易なはずである。

 

④犯人は刑事である伊藤英明(以降I)と対峙し、走って逃げ銃で肩を撃たれている

→③と少し被るが、刑事は犯人が高身長であることや自身がすぐに追いつかないくらい走るのが速いという事実から、180 cm以上かつ比較的若いということを掴めるはずである。

→一般的な話になるが、捜査するにあたって関係者を疑うのが定石であり、国内の180 cm以上の人物を疑い出したら迷宮入りしてしまう。また、シリアルキラーは最初の犯行が鍵であり、土地勘がある場合が多いはずである(作中にはこういった推理シーンはない)。これらのことから、15年も捜査できるのであれば、なおさら犯人に辿り着くことは容易なはずである。何故なら犯人は家族を殺された遺族に取材をしていた記者なのだから。

→結果論になってしまうが、被害者の殺害のシーンを見せていたのは取材するためとわかる。普通は目撃者を作らない、つまり何か目的がある。このことから15年あれば想像はつくはずである。あまりにも無能だよね。

 

* 犯人が予想できた理由について

a: 自供しているF(犯人ではない)

b: 刑事であるI(犯人ではない)

c: 誰もやりたがらないFのテレビ出演を進めた仲村トオル(以降N)

d: 被害者家族(犯人ではない?)

序盤の段階で主に登場しているのはこれらの人物たちである。

→Nほどの俳優さんを脇役にするだろうか、いやしない。絶対に重要人物である。(メタ考察)

→サスペンスは伏線回収が大事であるため、犯人は序盤の段階で出ている可能性が高い。(メタ考察)

→出演者一覧の1番下に載っていた。(メタ考察)

 →他に目立った登場人物がいないし、捜査系の作品であれば後に犯人が出てくるパターンもあるがそういった作品ではない。(メタ考察)

⇒ つまりNが犯人では?と予想できる。

 

⑤ 犯人Nの別荘にFが侵入した。Nの別荘を取材をしに来たカメラマンとインタビュアーの2人と共にNはやってきて、犯行の録画が保存されている場所で、対峙した。

→ FはNをナイフで刺したり、首を絞めたりしているにも関わらず、取材班は逃げない・喋らない・手も出さない置物になってしまう。意味が不明である。その状況で置物になれる方が怖い。

→ 刑事Iがやってきて時効ではなく逮捕できるという事実を伝える。しかし、これを言われてNの殺害を止めるのか。Fは必ず殺すと直近に発言していて、殺すのではないだろうか。

 

⑥Fは戸籍を変え、整形もしていた。しかしその前は関西弁であり、高所から飛び降り自殺を試みた。

→ 人って犯人を殺すような興奮する状況では生まれながらの言葉を発してしまうものです。変身したFは一切関西弁を話しませんでした。まるで別人のようですね、別人ですよね?

→ 高所が思ったよりもしっかり高所なんです。腕や脚が僅かでも不自由になってるのでは?と感じるのです。変身したFは元気に不自由なく動いていました。あれ、やっぱり別人…?

⇒ つまり、構成が雑というか、矛盾してない?と感じるってことです。

 

⑦Fが真犯人ではないことを知っていたのは、刑事Iと被害者家族の1人(医師)のみであった。

*殺された被害者は5人いる

→ 私が犯人です、と名乗り出れば命を狙われる可能性があるのは自明である。被害者の中には893がいるにも関わらずだ。実際に命を狙われるシーンが複数ある。

→ これはFが犯人であると映画を観ている私たちに思わせるためだと考えられる。また、被害者全員と通じている設定の方がリアルであり、この作品は無理がある気がする。身内から騙さないとダメってか?

 

*感想

時効だから犯人が名乗り出るという設定は面白い。ただ、疑問点が多いことや構成が微妙なので、個人的な評価はかなり低い。というよりも、面白く感じたのは時効だから犯人が名乗り出るという設定のみであると表現しておこうと思う。

 

 

サイレンシング

サスペンススリラー 94分

 

主演は ニコライ・コスター=ワルドー

 

概要:

主人公は5年前に娘が失踪して以来、酒に溺れる日々を送っていた。主人公が住む町では少女が失踪したり、遺体で見つかる殺人事件が起きていた。そんな中、主人公が管理している動物保護区で少女の遺体と矢尻が見つかった。保護区には複数の監視カメラを設置していて、そのカメラに逃げる人影とそれを追う犯人を見て、犯人を追うが…。

 

 

 

感想:

スリラーものなので、犯人と接敵する緊張感、追われる緊迫感がある作品。また、サスペンスなので、犯人は一体誰なのか、娘はなぜ失踪したのかというミステリー要素がある作品である。

 

ちなみに、SFものではないので犯人は化け物や幽霊ではない。自分はSFだったら嫌だなと思いながら恐る恐る見始めてしまったので笑

 

94分と長くない作品であり、このシーン必要かと疑問に思うところは無いテンポの良い作品だと感じた。(娘と過ごす日々の演出がほとんど無い)

 

複数の伏線があり、犯人がわかると"なるほど"となる。特に疑問に思う要素はなかったので面白いと感じた。

犯人を知った状態で見ても面白くないと思うので、犯人については記載しない。

 

ランボー

1982

社会派アクション(?)

スタローンの有名作品。

 

ベトナム戦争の帰還兵である主人公(ランボー)は、訪れた町で警察署長にバカにされ、暴力を振るわれた。それに耐え切れず、暴れる作品。

 

 

(感想)

実際のところ、ベトナム戦争は敗戦したため、帰還兵に対しての扱いが酷かったらしい。それを風刺的に描いた作品なのだろう。

しかし、あそこまで根が腐った警察署長がいるのかと思ってしまった。警察署長も朝鮮戦争の帰還兵で、主人公よりもレベルは低いが勲章ももらっている。経験者だからこそ、みたいな理論なのかもしれない。

主人公はその警察署長を確実に殺すことができる機会は2回はあった。でも何故か殺さなかったし、重傷にすらしなかった。憎いのはこいつだけなのに。意味がわからない。

告白

告白

学園サスペンス

 2010年

湊かなえのベストセラー小説の映画化作品。

 

(最初)

中学1年の担任の主人公(森口)が、自身の娘をこの中学校で殺されたことを告白する。そして、復讐することを宣言し、学校を辞める。

殺したのは、AとB…。

 

 

(感想)

「 本で読んだら、面白いのだろうと思った。 」

主人公やAはその後どうなったのか、気になる。

 

娘役は芦田愛菜さんということで、こんな前から頑張ってたのかと感心してしまった。

 

そして、疑問点。

最後にAが全校集会で爆弾を爆発させようとしていた。しかし、ボタンを押してもその場では爆発しなかった。

何故なら、主人公が爆弾を移動していたからである。

→このシーンは疑問で、Aは犯行に向けて念入りに準備していることや、爆弾があるかどうかは目視で確認できる位置にも関わらず、ボタンを押し爆発しないことをうけ、爆弾がないことに気が付いた。流石に中学生だからといって、あまりに御粗末なのでは?と疑問に思った。別の似たものに変わってるとか、そういう演出で良かったと思う。