2013 サスペンススリラー
主人公はジョン・キューザック。
主人公は殺し屋で、雇い主から鞄を預かることになった。ただし、鞄の中は見てはいけない。
とあるモーテルの13号室に行けと言われていたので、そこに向かう。
その途中で、雇い主の部下に襲われるが、始末することができた。
モーテルに着くと、隣の部屋には鞄を狙う者たちがいて、彼らも始末した。
買い物にでかけ戻ると、女が自分の部屋にいた。女は奴らに殺されると言って、匿ってほしいと懇願した。鞄の存在を知っていたことから、雇い主が来るまで一緒に待たせることにした。
やはり女に出て行ってもらおうと、車で外に出るが、奴ら(薬の売人)に襲われてしまう。何とか奴らを始末した。
警官たちが何度も訪ねてきて、終いには主人公は強引に連行されてしまう。彼らも鞄のことを知っていて、拷問されるところであった。しかし、女がそこにやってきて、何とか彼らも始末した。
女と一緒にモーテルにいると、雇い主がやってきた。主人公を試していたと発言する。鞄の中身を見ない信頼できる人間かどうか、殺し屋としての勘が鈍っていないか確認したかったと。
(あんまりよくわかってないけど)主人公は鞄の中身を教えてくれない雇い主を殺そうとした。追い詰めて、鞄の中身を確認すると、殺された元彼女の生首であった。雇い主は隠し持っていた銃で主人公を撃つが、女がカバーして窮地を脱した。
実は、女は主人公を試すために雇われていた。雇い主が殺されたら、主人公も殺すように言われていて、ある弁護士に主人公の生首持っていけば$500万渡すと言われていた。
しかし、弁護士を脅して?騙して?お金だけもらって、主人公とズラかって…終わり…。
(感想)
雇い主は、主人公が信用できて腕の立つ殺し屋だったが、彼女の影響でやめようとしていた。それを阻止するために、その彼女を殺した。失意の主人公がまだ使えるのか試したかった。
ここまでは理解できる。でも、鞄に入れていた彼女の生首を見られるのは絶対に避けなければならなかったと思う…。殺されるのは確定だし、逆に殺してしまっては試した意味がないと思うし。
この作品の良いところは、序盤からガンガン話が進んでいくこと。それでも話が理解できるから問題ないし。そして、サスペンスらしく謎がたくさんあること。終盤に謎が一気に解明していく。最後はハッピーエンドだしね。
この作品の悪いところは、まずはタイトル。もっとシンプルでいいと思う。次は、部下が7,8人殺されてでも、主人公を試す価値はあったのか?って疑問がある。あとは、さっきも書いたけど、鞄の中身を主人公が見ていたら、絶対に復讐されるから入れる意味ある?って話。実際には主人公は見ていなかったけど、追われて最終的には中身を確認されてるしね。絶対に確認されないように、もっと重装備な部下を複数名連れてくるべきじゃない?笑 主人公が仮に中身を見ていたら怒るから、怒っていなければ見ていないという証明になるって話なんですかね…リスク高くないですか?
?な部分は若干あるけど、作品全体としては結構好きですね。ハッピーエンドなのも良いですね、はい。