daigocoliの個人的な話

個人的な話なので異論は認めません。

ブレイン・ゲーム

2015  スリラー・ミステリー

主人公はアンソニー・ホプキンス(羊たちの沈黙で、ハンニバル・レクター役)

羊たちの沈黙面白いよ

 

ざっくり説明すると、主人公は予知能力を持っている。難解な事件が連続して起こり、主人公に捜査の依頼が来る。その事件は、延髄を後ろから一突きでどれも殺されていた。これは一切苦しまない殺され方だった。被害者は不治の病に罹っている、もしくは近い将来に罹る予定であるものたちであった。新たに事件が起きたときに、現場の到着時刻が現場に記されていたり、検死中に犯人から手紙が届いたりした。主人公は、犯人が自分と同じ予知能力を持っていて、自分よりも強いとわかった。主人公は捜査から離れたかった。

しかし、捜査仲間の女性が自身の女の姿と重なる(?)。女性が頭を撃ち抜かれる将来が見えたが、会えなかった。主人公は、娘を白血病で亡くしていた。(亡くしたというより、苦しむ姿を見ていられず…)

しばらくして、犯人が姿を見せる。犯人と闘うことになるが、犯人は主人公に殺されることを見通していた。で、予言通りになった。女性が死なないように庇った。どちらも助かった。

主人公は、娘のことで心を病んでいたが、立ち直った。こんな感じで終わります。

 

個人的な感想↓

犯人との駆け引きみたいなものがあるにも関わらず、意外とあっけなく犯人は登場し、あっけなく殺される。ここは少し微妙かなと感じる。

犯人は、病気の回復の見込みがない人間を苦しませずに殺す、という信念と優しさを持ち合わせていた。ただの殺人犯ではない。未来が予知できてしまう、人間の性なのだろうか。このあたりは少し考えさせれれる。