英題: Nick of Time (訳=際どい時)
1995年 90分 スリラー・サスペンス
主演はジョニー・デップ
起承転結で説明する。
<起> 娘と共に駅にいた主人公は、警察2人組に強引に拉致され、娘を人質に取られ、制限時間付きで、ある人物の暗殺を命じられる。
<承> 暗殺対象が知事であると気付き、あらゆる人に助けを求めるが、監視されてる上に、知事の警備員までもがグルであると知る。
以降はネタバレ要素が多いので注意!!
<転> 靴磨きの人の協力を得て、知事に会って話をすることができたが、知事の協力は得られなかった。制限時間が迫り、主人公は機転を利かせて暗殺をせずに娘の元へ…
<結> 娘は殺されそうだったが、靴磨きの人にも助けられ、無事だった。
< 感想 >
映画の時間とリアルタイムで進行していくというのが特徴的。起の部分は、余計な前振りや感情移入させる余地さえなくて良い。最初は、こんな警察いるか?って思ってたけど、偽者だった。疑問としては、知事の周りの人間のほとんど(知事の夫も含む)が暗殺に加担していたというのが、理解し難い。どれだけ人望がないんだ?って話。何故暗殺したいのかという説明がなく、そこが謎。同時進行という特徴を出すために、省けるところを省いた感じかな。終わり方もそのまま終わった感じだし。スッキリしてて結構いいかな…って思うけど、緊迫感はなかったし、感動もないし…で評価があまり高くないのかなって感じですね。